書誌事項

ゴンザ資料の日本語学的研究

駒走昭二著

(研究叢書, 503)

和泉書院, 2018.10

タイトル読み

ゴンザ シリョウ ノ ニホンゴガクテキ ケンキュウ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

ロシアに漂着したゴンザが作成した日本語参考書6点には豊富な薩隅方言語彙がキリル文字によって記されている。(『露日単語集』『日本語会話入門』『簡略日本文法』『新スラヴ日本語辞典』『友好会話手本集』『世界図絵』)。研究の前提となる筆録者やゴンザの出身地を検討、音韻、文法、語彙に関する諸問題を扱う。18世紀前期薩隅方言を明らかにし、日本語史上に位置付ける。

目次

  • 第1部 ゴンザ資料について(ゴンザ資料の筆録者;ゴンザの出身地;ゴンザ資料による放言史研究)
  • 第2部 音韻(エ列音の表記と音韻;イ列音の表記と音韻 ほか)
  • 第3部 文法(「ゆる・らゆる」と「る・らる」について;敬意表現 ほか)
  • 第4部 語彙(『新スラヴ日本語辞典』の日本語訳;『新スラヴ日本語辞典』の語彙 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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