幕末対外関係と長崎

書誌事項

幕末対外関係と長崎

吉岡誠也著

吉川弘文館, 2018.10

タイトル別名

幕末開国と開港場長崎の研究

タイトル読み

バクマツ タイガイ カンケイ ト ナガサキ

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注記

2016年9月に中央大学へ提出した博士(史学)の学位請求論文「幕末開国と開港場長崎の研究」を加筆・修正したもの

内容説明・目次

内容説明

江戸幕府の直轄地として独自の歩みを重ねてきた貿易都市長崎。幕末の開国と政情不安は、従来の長崎のあり方をいかに変えさせたのか。対外関係業務の変質、長崎奉行の組織改革、港内警衛体制再編など、外国人との接触が日常的に展開される「現場」レヴェルの視角に立ち、その実態を追究。開港場長崎の近世的統治の限界と近代への転換を考察した意欲作。

目次

  • 近世対外関係史と幕末開国
  • 第1部 開港場の運営と行政(開国前後における長崎奉行所の組織改革と都市運営;通商条約の締結と貿易業務体制の変容;居留場掛の設置と居留地運営;長崎奉行所運営における「江戸役所」との連携 ほか)
  • 第2部 開港場の社会変容と政治状況(外国人居留地の労働力需要と治安維持政策;長崎奉行所の開港場運営と「ロシア村」;開国と長崎通詞制度の課題—唐通事何礼之助の制度改革案を中心に;開国期における長崎警衛体制再編と佐賀藩 ほか)
  • 幕末開国と長崎

「BOOKデータベース」 より

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