人体実験の哲学 : 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史
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人体実験の哲学 : 「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史
明石書店, 2018.9
- タイトル別名
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Les corps vils : expérimenter sur les êtres humains aux XVIIIe et XIXe siècles
人体実験の哲学 : 卑しい体がつくる医学技術権力の歴史
- タイトル読み
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ジンタイ ジッケン ノ テツガク : 「イヤシイ カラダ」ガ ツクル イガク、ギジュツ、ケンリョク ノ レキシ
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注記
原著 (La Découverte, c2014) の全邦訳
参考文献: p532-561
内容説明・目次
内容説明
医学実験にともなうリスクは差別的に不平等に社会の中で配分されていた。死刑宣告を受けた者、懲役中の者、獄につながれた者、孤児、娼婦、植民地住民、あるいは瀕死の病人など、すでに卑賎とされていた人々が「社会」に代わってリスクを引き受けていたのである。「生きた人体の医学実験への供与システム」を医学史、政治思想史の両分野から描く。
目次
- 第1章 刑死体
- 第2章 死刑囚の体
- 第3章 種痘、あるいは大衆試験
- 第4章 自己実験
- 第5章 臨床試験と扶助契約
- 第6章 治療的試験の権利
- 第7章 治療的試験の危機と変容
- 第8章 病理実験
- 第9章 モルモットと交わされた実験承諾書
- 第10章 現象世界の実験領域への変貌
- 第11章 植民地の実験
「BOOKデータベース」 より