「連動」する世界史 : 19世紀世界の中の日本

書誌事項

「連動」する世界史 : 19世紀世界の中の日本

南塚信吾著

(シリーズ日本の中の世界史)

岩波書店, 2018.11

タイトル別名

「連動」する世界史 : 19世紀世界の中の日本

連動する世界史 : 19世紀世界の中の日本

タイトル読み

「レンドウ」スル セカイシ : 19セイキ セカイ ノ ナカ ノ ニホン

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注記

文献一覧: p239-251

内容説明・目次

内容説明

明治国家はどのようにして作られたのだろうか。軍制や学制、国家と国境の概念、外交と条約の概念、選挙と議会制を含む憲法の理念、ネイションとナショナリズム、植民地分割の論理、植民地支配の方式…諸地域間の関係と相互作用の中で形成される「世界史の傾向」が、日本の諸条件にあわせて土着化してゆく歴史を描き出す。

目次

  • プロローグ—「連動」する世界史
  • 第1章 変革の時代—世界史の中の幕末・維新(アヘン戦争とヨーロッパの「改革」—緊張はアジアへ;ヨーロッパの「一八四八年革命」とアジア—緊張はヨーロッパへ;クリミア戦争とその裏側のアジア—緊張はクリミアへ;「アジアの大反乱」とその影響—緊張はアジアへ;ヨーロッパにおける「国民国家」形成とその影響—緊張はヨーロッパへ)
  • 第2章 「国民国家」の時代—世界史の中の明治国家(ビスマルクの「平和」とアジアの「一八七五年」—緊張はアジアへ;露土戦争と「ベルリン条約体制」—緊張は中央アジアとアフリカへ;「西アフリカ」から清仏戦争へ—緊張はアジアへ;「アフリカ大反乱」とアジア—緊張はアフリカへ)
  • 第3章 帝国主義の時代—世界史の中の日清・日露戦争(ヨーロッパの「均衡」から日清戦争へ—緊張はアジアへ;南アフリカ戦争から義和団戦争まで—緊張はアフリカから東アジアへ;ドイツの中東進出と英仏協商—緊張は中東へ;日露戦争の世界—緊張は東アジアへ;ドイツの挑戦と英露協商—緊張は中東へ;二つの「併合」—緊張はバルカンへ)
  • エピローグ—「土着化」する世界史

「BOOKデータベース」 より

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