中世の秋
著者
書誌事項
中世の秋
(中公文庫, [ホ-1-5],
中央公論新社, 2018.11
改版
- 上
- 下
- タイトル別名
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Herfsttij der Middeleeuwen
- タイトル読み
-
チュウセイ ノ アキ
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注記
シリーズ番号はブックジャケットによる
年譜: 下p441-449
参考文献: 下p450-452
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122066663
内容説明
二十世紀を代表とする歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。
目次
- はげしい生活の基調
- 美しい生活を求める願い
- 身分社会という考えかた
- 騎士の理念
- 恋する英雄の夢
- 騎士団と騎士誓約
- 戦争と政治における騎士道理想の意義
- 愛の様式化
- 愛の作法
- 牧歌ふうの生のイメージ〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784122066670
内容説明
この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する—。(「第一版緒言」より)。
目次
- 信仰生活のさまざま
- 信仰の感受性と想像力
- 盛りを過ぎた象徴主義
- 神秘主義における想像力の敗退と実念論
- 日常生活における思考の形態
- 生活のなかの芸術
- 美の感覚
- 絵と言葉
- 言葉と絵
- 新しい形式の到来
「BOOKデータベース」 より