折口信夫的思考 : 越境する民俗学者

書誌事項

折口信夫的思考 : 越境する民俗学者

上野誠著

青土社, 2018.12

タイトル読み

オリクチ シノブ テキ シコウ : エッキョウ スル ミンゾク ガクシャ

大学図書館所蔵 件 / 84

注記

参考文献: p357-366

内容説明・目次

内容説明

いまもっとも求められるのは境域を超えて思考することだ。そして、古典学の未来はまさにそこにこそある。万葉文化論を提唱する著者が、初の『口訳万葉集』をつくった民俗学の巨人に迫る。まったくあたらしい異色の折口論にして、古典学ルネサンスの可能性を模索する渾身の書。

目次

  • 第1部 古典研究の未来(万葉研究の現状と研究戦略;万葉民俗学の可能性を探る ほか)
  • 第2部 折口信夫的思考(歌による暴力;白川静と万葉集 ほか)
  • 第3部 小説家・折口信夫(万葉歌から作られた物語、小説「神の嫁」の時空;「神の嫁」と憑依感覚 ほか)
  • 第4部 戦時下の折口信夫(「アラヒトガミ事件」再考;高見順の見た折口信夫)

「BOOKデータベース」 より

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