オカルティズム : 非理性のヨーロッパ
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書誌事項
オカルティズム : 非理性のヨーロッパ
(講談社選書メチエ, 690)
講談社, 2018.12
- タイトル別名
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非理性のヨーロッパ
- タイトル読み
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オカルティズム : ヒ リセイ ノ ヨーロッパ
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内容説明・目次
内容説明
ヘルメス文書、グノーシス、カバラー、タロット、黒ミサ、そしてフリーメーソンやイリュミナティなどの秘密結社、ナチ・オカルティズムとユダヤ陰謀論…古代から現代まで、オカルトは人間の歴史と共にある。一方、「魔女狩り」の終焉とともに近代が始まり、その意味合いは大きく変貌する—。理性の時代を貫く非理性の系譜とは何か。世界観の変遷を闇の側からたどる、濃密なオカルティズム思想史!
目次
- 序章 毒薬事件—悪魔の時代の終焉と近代のパラドックス
- 第1章 オカルティズムとは何か
- 第2章 オカルティズム・エゾテリスムの伝統
- 第3章 イリュミニズムとルソー—近代オカルティズム前史
- 第4章 ユートピア思想と左派オカルティズム
- 第5章 エリファス・レヴィ—近代オカルティズムの祖
- 第6章 聖母マリア出現と右派オカルティズム
- 第7章 メスマーの「動物磁気」とその影響
- 第8章 心霊術の時代
- 第9章 科学の時代のオカルティズム—心霊術と心霊科学
- 第10章 禍々しくも妖しく—陰謀論を超えて
- 終章 神なき時代のオカルティズム
「BOOKデータベース」 より