近世関東の土豪と地域社会

書誌事項

近世関東の土豪と地域社会

鈴木直樹著

吉川弘文館, 2019.1

タイトル読み

キンセイ カントウ ノ ドゴウ ト チイキ シャカイ

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注記

あとがきに「本書は、二〇一五年十月に一橋大学大学院社会学研究科に提出した博士論文「近世関東の土豪と村落・地域社会」をもとにしている」とあり

索引: p1-6(巻末)

内容説明・目次

内容説明

近世関東の地域社会には、土豪を先祖に持つ家が広範に存在した。戦国大名北条氏の滅亡後、土豪とその子孫は、近世社会をどのように生きたのか。武蔵国の三か村を事例に、土豪の性格変化、そして彼らを取り巻く社会関係、村政運営をめぐる村民の動向、経済構造、領主支配構造の変化などを分析。近世関東の村落社会の形成・展開過程を解き明かす。

目次

  • 本書の課題と構成
  • 第1部 近世前期の土豪と土地特権(近世前期における土豪の土地特権;近世前期における検地施行と土豪の変容—武蔵国多摩郡上恩方村草木家を事例に)
  • 第2部 土豪の変容と村落・地域社会(近世前期土豪の変容と村内小集落—武蔵国久良岐郡永田村服部家を事例に;近世前期〜中期における土豪家と村落寺院—武蔵国榛沢郡荒川村持田家を事例に;近世前期地域支配体制の変容と土豪;「旧家者百姓」家の特質と展開過程—『新編武蔵風土記稿』『新編相模国風土記稿』を素材に)
  • 本書のまとめと今後の課題

「BOOKデータベース」 より

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