近世和文小説の研究

書誌事項

近世和文小説の研究

天野聡一著

笠間書院, 2018.12

タイトル読み

キンセイ ワブン ショウセツ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

近世和文小説に関する本格的な研究書。

目次

  • 序論(和文小説とは何か;和文小説の展開)
  • 第1部 懐徳堂の和文小説(五井蘭洲『続落久保物語』考(一)作者と成立について;五井蘭洲『続落久保物語』考(二)書き換えられる『落窪物語』;加藤景範『いつのよがたり』考(一)—描かれた桜町天皇;加藤景範『いつのよがたり』考(二)懐徳堂の天皇観)
  • 第2部 江戸派の和文小説(服部高保『てづくり物語』考—『竹取物語』・生田川伝説・六玉川;村田春海「春の山ぶみ」考—嵯峨野の春の夢;清水浜臣「虫めづる詞」考—もう一つの「虫めづる姫君」;朝田由豆伎『袖のみかさ』考—文化八年之桐壺更衣)
  • 第3部 読本における和文小説とその周辺(石川雅望『飛弾匠物語』考—古典解釈と読本創作;芍薬亭長根『濡衣双紙』考(一)勧戒と議論;芍薬亭長根『濡衣双紙』考(二)—『通俗金翹伝』の利用法;芍薬亭長根『国字鵺物語』—長根読本の雅文体)
  • 資料編(『いつのよがたり』翻刻;『てづくり物語』翻刻;『袖のみかさ』翻刻)

「BOOKデータベース」 より

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