都市空間の明治維新 : 江戸から東京への大転換

書誌事項

都市空間の明治維新 : 江戸から東京への大転換

松山恵著

(ちくま新書, 1379)

筑摩書房, 2019.1

タイトル読み

トシ クウカン ノ メイジ イシン : エド カラ トウキョウ エノ ダイテンカン

大学図書館所蔵 件 / 165

注記

参考史料・文献リスト: p280-286

内容説明・目次

内容説明

かつて「江戸」と呼ばれた都市は、どのような過程で「東京」となったのか?そして、そのとき、人びととその暮らしぶりにはどのような変化が起こったのか?京都からの遷都、煉瓦街計画、武家地の転用、貧富分離策の展開、新開町の誕生など都市空間の変容をつぶさに考察し、また元幕臣や町人、さらには維新変革を機に歴史の表舞台にあらわれた「謎の新地主」など、そこに生きた人びとの痕跡をたどる。一五〇年前、その都市では何が起こっていたのか?史料と地図類を丹念にたぐり、首都への大転換に迫る。

目次

  • 第1部 首都、そして帝都へ—輦下の都市への改造(首都の祖型—「郭内」と「郭外」;明治初年の煉瓦街計画;皇大神宮遙拝殿—宗教的権威の取り込み)
  • 第2部 「郭外」再編—貧富分離政策の展開(貧富による動員と排除—桑茶令と場末町人地の移転;桑茶令とは何だったのか—移入される人材・技術・資本;謎の新地主をめぐって—薩摩藩邸・救育所・小義社)
  • 第3部 日常の生活空間へ—もうひとつの首都化の系譜(旧幕臣屋敷の争奪—広場を拠点とした都市再編のきざし;広場から新開町へ—社会・文化的基盤としての旧大名藩邸)

「BOOKデータベース」 より

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