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トヨタの新興国適応 : 創発による進化

野村俊郎, 山本肇著

文眞堂, 2018.12

タイトル読み

トヨタ ノ シンコウコク テキオウ : ソウハツ ニヨル シンカ

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注記

参考文献: p158-159

野村の前著『トヨタの新興国車IMV』の続編(「おわりに」による)

内容説明・目次

内容説明

今や世界の自動車市場の過半を占めるまでに急成長した新興国市場。富裕層向けで東南アジアの覇者となったトヨタだが、庶民層向けが重要となるインド、ブラジル市場では「イノベータのジレンマ」に陥っていた。果たしてトヨタは課題を克服し同市場を制覇できるのか?20年以上にわたりトヨタの新興国進出を綿密に調査して来た著者らが、巨大自動車メーカーの新興国適応・進化の核心に迫る!

目次

  • 序章 新興国市場の大変動とトヨタの適応—先進国を追い抜く急成長、市場の二極分化、デュアルルーチンへの進化
  • 第1章 タイにおけるトヨタの製品開発能力構築—TDEMは新興国小型車開発の母体に成りうるか
  • 第2章 インドネシア市場ではイノベータのジレンマを超えたトヨタ—ダイハツを活用したLCGC開発の成功と限界
  • 第3章 スズキ45%のインド市場の急成長とトヨタの適応—イノベータのジレンマに陥るも進む能力構築とジレンマ克服の展望
  • 第4章 スズキ、トヨタのパキスタン市場戦略と生産・調達の工夫—ブルーオーシャンで成功した二つの戦略
  • 第5章 南米市場の急成長とトヨタの部品調達の進化—日系Tier1の少ない南米でも日系並みを実現
  • 終章 新興国低価格車ルーチンの分化と目的ブランド—トヨタはイノベータのジレンマを超えられるか

「BOOKデータベース」 より

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