薩長同盟論 : 幕末史の再構築
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薩長同盟論 : 幕末史の再構築
人文書院, 2018.12
- タイトル読み
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サッチョウ ドウメイロン : バクマツシ ノ サイコウチク
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注記
参考文献: p257-259
内容説明・目次
内容説明
敵対していた薩摩と長州が手を組み討幕への道をひらいたとされる薩長同盟。しかし、そこに至る経緯を詳細にたどると、薩長の思惑のずれが見えてくる。それは明確な「軍事同盟」ではなく小松帯刀と木戸孝允との「覚書」と呼ぶべきものだったのではないか。文久二年から慶応二年までの四年間、目まぐるしく変化した情勢を整理し、同時代の一次史料から幕末史の再構築を試みる意欲作。
目次
- 第1章 薩長衝突の過程—寺田屋事件から禁門の変
- 第2章 第一次長州征伐と幕薩対立
- 第3章 中央政局の動向と薩長融合運動の開始
- 第4章 坂本龍馬の登場と薩長融和の促進
- 第5章 長州藩の軍需品購入と薩摩藩の協力
- 第6章 長州再征・通商条約の勅許と薩摩藩
- 第7章 桂久武の上京と薩摩藩の動静
- 第8章 坂本龍馬・黒田清隆の派遣
- 第9章 「小松・木戸覚書」の成立と意義
「BOOKデータベース」 より