教育と他者 : 非対称性の倫理に向けて

書誌事項

教育と他者 : 非対称性の倫理に向けて

橋本憲幸著

春風社, 2018.12

タイトル読み

キョウイク ト タシャ : ヒタイショウセイ ノ リンリ ニ ムケテ

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注記

あとがきに「本書の基盤となった2011年度の博士学位請求論文「国際教育開発の正当化根拠に関する理論的研究」…」とあり

参考文献: 巻末pviii-xxxvi

内容説明・目次

内容説明

なぜ教えることができるか。教育はどこまでも教育者の側にあり、教育は不遜な行為である—だとすれば、教育という行為はどこまで正当化しうるのか?「開発途上国」に対する国際教育開発においては、“よりよい”水準を願い、価値判断を伴う教育という行為について、批判的であることが求められる。その正当性の根拠を、ポストコロニアリズムの位置性、ケイパビリティ概念、共生思想の検討を通して問い、他者への関与における倫理に求める。

目次

  • 序章 遠離の他者への教育とどう向き合うか
  • 第1章 教育を語ることができるのは誰か
  • 第2章 教育に他者を呼び出す苦しみはあるか
  • 第3章 教育は他者を自由にするか
  • 第4章 他者と共に生きるとはどういうことか
  • 第5章 共生は教育に何をもたらすか
  • 第6章 教育は他者に出会えるか
  • 終章 教育は倫理的でありうるか

「BOOKデータベース」 より

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