議論と翻訳 : 明治維新期における知的環境の構築

書誌事項

議論と翻訳 : 明治維新期における知的環境の構築

桑田禮彰著

新評論, 2019.1

タイトル別名

明治維新期における知的環境の構築 : 議論と翻訳

タイトル読み

ギロン ト ホンヤク : メイジ イシンキ ニオケル チテキ カンキョウ ノ コウチク

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注記

主要引用文献索引: p555-558

内容説明・目次

内容説明

現在の危機の本源は議論の劣化にある。私たちの議論姿勢と異文化理解を支える議論=翻訳環境は明治維新期に初めて構築された。C.シュミット、ベンヤミン、リップマン、フィンリーらの論考を踏まえ、福沢諭吉、中江兆民、北村透谷たちによる環境構築の意義を活写し、現代の危機的な議論環境を逆照射する。

目次

  • 序論 一五〇年前の危機と変革
  • 第1章 議論(議論を前提した受容;問題解決のための議論 ほか)
  • 第2章 万機公論(議論環境の構築;国会開設と教育勅語 ほか)
  • 第3章 翻訳(思想の翻訳;洋学と翻訳傾向 ほか)
  • 第4章 思想(鎖国から開国へ;メディアの整備 ほか)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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