サドと二十世紀
著者
書誌事項
サドと二十世紀
水声社, 2019.1
- タイトル別名
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Pourquoi le XXe siècle a-t-il pris Sade au sérieux?
サドと二十世紀
- タイトル読み
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サド ト 20セイキ
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注記
原著 (Seuil, c2011) の全訳
内容説明・目次
内容説明
思想家・作家としての「サド」よりも、悪としてのサディズムのみに着目していた19世紀を経て、20世紀、思想家たちはどのようにサドを捉えたか?ロラン・バルトの高弟にして、アンドレ・ジッド研究の泰斗による、サドをめぐる20世紀思想史。
目次
- 第1部 サド的主体の創設—アドルノ、クロソフスキー、バタイユ、ブランショ(サドの恐怖政治;現代的主体としてのサド;モーリス・ブランショとサド的否定)
- 第2部 サド的主体との対話—フーコー、ラカン、ドゥルーズ(フーコー—サドと語る現代の譫言;ラカンとサド的なもの;ザッヘル=マゾッホ、ドゥルーズの策略)
- 第3部 サド的主体の利用—クロソフスキー、ソレルス、バルト(ピエール・クロソフスキー、二乗にされたサド;フィリップ・ソレルスをつうじてサドを書く;ロラン・バルトとサド的中性)
- エピローグ パゾリーニ、ブランショ、レヴィナス
「BOOKデータベース」 より