書誌事項

平成史講義

吉見俊哉編

(ちくま新書, 1385)

筑摩書房, 2019.2

タイトル読み

ヘイセイシ コウギ

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注記

さらに詳しく知るための参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

平成の三〇年間は、グローバリゼーションの進展の中で、戦後に形成された日本的システムが崩壊していく時代だった。政治、経済、雇用、教育、メディア、防衛—。昭和の時代にはうまく回っていたものがすべて機能不全に陥り、そこから立ち直ろうとする挑戦の失敗と挫折の繰り返しが、平成史を特徴づけている。「平成」という時代を過去に葬り去ることなく、失敗の歴史を総括し、未来への指針を示すために。各分野の第一人者が一〇のテーマで見通す、最もリアルな平成史。

目次

  • 第1講 昭和の終焉
  • 第2講 「改革」の帰結
  • 第3講 官僚制・自治制の閉塞
  • 第4講 会社の行方
  • 第5講 若者の困難・教育の陥穽
  • 第6講 メディアの窮状
  • 第7講 平成リベラルの消長と功罪
  • 第8講 中間層の空洞化
  • 第9講 冷戦の崩壊
  • 第10講 アメリカの後退・日本の漂流

「BOOKデータベース」 より

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