書誌事項

明治政治史

岡義武著

(岩波文庫, 青N(38)-126-1,2)

岩波書店, 2019.2-2019.3

タイトル別名

近代日本政治史

タイトル読み

メイジ セイジシ

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注記

上の参考文献: p457-461

上は「近代日本政治史I」 (創文社, 1962) の改題文庫化

上の底本: 『岡義武著作集 第一巻 明治政治史I』(岩波書店, 1992年10月刊)に収録の「近代日本政治史I」による

下の底本: 『岡義武著作集 第二巻 明治政治史II』(岩波書店, 1992年11月刊)に収録の「近代日本政治史II」による

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003812617

内容説明

日本の政治史学の礎を築いた岡義武(1902‐90)が明治期の政治・経済・社会を包括的に描いた通史。開国から帝国議会開設にいたる近代国家の形成過程を扱った上巻では、明治維新を、民族の独立確保のためになされた「民族革命」として位置付ける。多くの史料を織り込みつつも歴史叙述として均整のとれた古典的名著である。

目次

  • 第1章 序論=江戸封建体制とその瓦解(体制の構造と内部的矛盾の発展;強いられた開国;尊攘運動の奔騰;衰退する幕府権力;瓦解)
  • 第2章 近代国家への移行(新しい支配体制の構築;明治新政府の課題と政策;起伏する政治的不安;自由民権運動の展開;朝鮮問題と条約改正交渉 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784003812624

内容説明

明治期の政治・経済・社会を包括する通史を、豊富な史料を織り込みつつ端正な文体で叙述した古典的著作。下巻では、帝国議会開設から大正政変後までを扱う。強烈な民族的危機感によって成立した明治国家が、日清・日露戦争を経て、次第に民族的誇負を強めていく過程を描く。

目次

  • 第3章 民族の独立追求(明治二三年前後のわが国をめぐる国際状況;初期議会・条約改正;日清戦争;戦後政治の展開;軍備の拡張と階級的文化の進行;日英同盟成立の前後;日露戦争)
  • 第4章 帝国建設の進展と政党勢力の上昇(「戦後経営」;外交の新しい局面と新しい課題;明治の終焉;「大正の政変」)

「BOOKデータベース」 より

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