敗北者たち : 第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか1917-1923

書誌事項

敗北者たち : 第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか1917-1923

ローベルト・ゲルヴァルト [著] ; 小原淳訳

みすず書房, 2019.2

タイトル別名

The vanquished : why the First World War failed to end, 1917-1923

敗北者たち : 第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか : 1917-1923

タイトル読み

ハイボクシャタチ : ダイイチジ セカイ タイセン ワ ナゼ オワリソコネタ ノカ 1917-1923

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注記

第一次世界大戦の終結は、敗北者たちにとって暴力の始まりだった。帝国の崩壊、内戦、ファシズムの台頭。確かな実証性と明快な論理で無数の紛争を纏め上げ、20世紀を決定づけた暴力の起源を照らす。

原著 (London : Allen Lane, 2016) の全訳

参考文献: 巻末p17-72

内容説明・目次

内容説明

未曾有の紛争が大量虐殺の論理を生んだ。敗北者にとって、戦後はまさに暴力の始まりだった。帝国の崩壊、内戦、ファシズムの台頭。20世紀を決定付けた暴力の起源を照らし、現代史の新たな扉を開く。

目次

  • プロローグ
  • 第1部 敗北(春の列車旅行;ロシア革命;ブレスト=リトフスク;勝利の味;運勢の反転)
  • 第2部 革命と反革命(戦争は終わらない;ロシアの内戦;民主主義の見せかけの勝利;急進化;ボリシェヴィズムの恐怖とファシズムの勃興)
  • 第3部 帝国の崩壊(パンドラの箱—パリと帝国問題;中東欧の再編;敗れたる者に災いあれ;フィウーメ;スミルナからローザンヌへ)
  • エピローグ—「戦後」と二〇世紀半ばのヨーロッパの危機

「BOOKデータベース」 より

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