古代日本の穢れ・死者・儀礼
著者
書誌事項
古代日本の穢れ・死者・儀礼
ぺりかん社, 2019.1
- タイトル別名
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奈良・平安時代における朝廷の死者観念 : 死者の存在形態・死者を扱う枠組みまたは存在空間の思想史的考察
古代日本の穢れ死者儀礼
- タイトル読み
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コダイ ニホン ノ ケガレ シシャ ギレイ
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注記
初出一覧に「博士論文「奈良・平安時代における朝廷の死者観念 : 死者の存在形態・死者を扱う枠組みまたは存在空間の思想史的考察」(中央大学,2010年)をもとに、加筆修正したもの」とあり
参考文献一覧: p557-568
内容説明・目次
内容説明
奈良・平安時代における朝廷と貴族社会では、死者/死体をどのように理解していたのか—穢れと神祇祭祀、朝廷儀礼の成立と神祇祭祀の統合、儒教的喪葬儀礼との峻別、穢れ観念と礼の競合、儒教的儀礼での埋葬後の死者の扱い、仏教説話にみる死体と霊魂の結びつき、浄土教における死体尊重と念仏の働き…古代日本における死者観念の成立と変遷を様々な文献と事例から詳細に跡づけた独創的な研究成果をまとめる。
目次
- 序章 死者観念に関する先行研究とその限界
- 第1章 穢れが問題とされる状況とその変容—神祇祭祀から朝廷儀礼へのひろがり
- 第2章 喪葬儀礼と死の穢れ
- 第3章 穢れのひろがりと収束
- 第4章 埋葬後の儀礼からみる律令期の死者観念—死者の形態と場所
- 第5章 仏教説話にみる律令期のもう一つの死の理解
- 第6章 浄土教における遺体の意義と死者の存在する空間
- 終章 死者の扱いおよび存在の形態と空間
「BOOKデータベース」 より