三国志への道標
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書誌事項
三国志への道標
関西大学出版部, 2019.2
- タイトル読み
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サンゴクシ エノ ミチシルベ
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注記
標題紙裏に「本書は関西大学研究成果出版補助金規程による刊行」とあり
『三国志演義』成立簡史: p235
三国時代前後の人物生卒年表: p236
『三国志』・『三国志演義』関連書籍: p270
『三国志通俗演義史伝 (葉逢春本)』関連論考目録: p271-272
内容説明・目次
内容説明
泰山先生、教えてください。英雄と名高い関羽は卑怯者?悪役の曹操は稀代の人格者?これって本当ですか?
目次
- 「三国物語」の背景—乱世への予兆
- 語り継がれた「三国物語」—文字化される以前の姿
- 小説『三国志演義』の成立とその後の展開—読んで愉しむ小説へ
- 動き始めた「三国物語」—「桃園結義」の位置付け
- 「不義」の代償—「連環の計」が挫く董卓の野望
- 小説に於ける善悪の強調—劉備と曹操
- 小説に於ける「義」の強調—関羽の登場
- 英雄の虚像と実像(1)—曹操の二面性
- 英雄の虚像と実像(2)—関羽の二面性
- 天才軍師の誕生—小説に於ける孔明の位置付け
- 天才軍師の活躍—「赤壁の戦い」前夜の周瑜との軋轢
- 神になった英雄—関羽の最期と死後の活躍
- もう一つの「三国志」—『説唱詞花関索伝』の世界
- 海を渡った英雄たち—スペインの『三国志演義』
- 『三国志演義』研究への回顧
「BOOKデータベース」 より