目録学の誕生 : 劉向が生んだ書物文化

書誌事項

目録学の誕生 : 劉向が生んだ書物文化

古勝隆一著

(京大人文研東方学叢書, 6)

臨川書店, 2019.2

タイトル別名

The birth of muluxue

タイトル読み

モクロクガク ノ タンジョウ : リュウ キョウ ガ ウンダ ショモツ ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 152

注記

主要資料・参考文献一覧: p242-249

関連年表: pix-x

内容説明・目次

内容説明

人にとって書物とは何か。なぜ、書物は必要なのか。書物をぬきにして中国文化を語ることはできない。その書物は、どのように書かれ、整理され、系統立てられ、そして伝承されてきたのだろうか。前漢にはじまる皇室の図書事業は、やがて独立した「書物の学問」=「目録学」に発展し、過去から未来へと学問をつなぐ知の集積がはじまっていく。目録学の始祖と目される劉向(りゅうきょう)は、何を考え、何を成し遂げたのか。原資料と先行研究を幅広く渉猟し、目録学の誕生史を描き出す。

目次

  • 序章 目録と目録学
  • 第1章 劉向目録学のインパクト
  • 第2章 目録学前史—戦国時代から前漢時代における学術と学派
  • 第3章 前漢時代の皇帝と学問
  • 第4章 劉向の家系と学問
  • 第5章 『別録』と『七略』
  • 第6章 校書の様相
  • 第7章 『七略』の六分類
  • 第8章 ポスト劉向時代の目録学
  • 第9章 劉向の学を広め深めた学者たち—鄭樵・章学誠・余嘉錫
  • 終章 書物はなぜ必要なのか

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ