シルクとイタリアン・ファッションの経済史 : 色で高付加価値化を目指した両大戦間期

書誌事項

シルクとイタリアン・ファッションの経済史 : 色で高付加価値化を目指した両大戦間期

日野真紀子著

晃洋書房, 2019.2

タイトル別名

シルクとイタリアンファッションの経済史 : 色で高付加価値化を目指した両大戦間期

経済史 : シルクとイタリアン・ファッションの

タイトル読み

シルク ト イタリアン・ファッション ノ ケイザイシ : イロ デ コウ フカ カチカ オ メザシタ リョウタイセンカンキ

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注記

2017年に大阪大学に提出した博士論文を改稿したもの (あとがきによる)

参考文献: p211-225

内容説明・目次

内容説明

戦後のイタリアン・ファッション繁栄の陰には、ファシズム期の繊維・化学工業の発展があった。「シルク」の普及と「色」の開発によって、衣類のファッション性が高まり、「シルク」製品が輸出拡大のための基幹産業となる、その過程を追っていく—。

目次

  • 序章 本書の対象と課題
  • 第1章 1920‐30年代におけるイタリア経済と絹・人絹織物製品の輸出
  • 第2章 流行の色を創る技術—1930年代における化学工業の発展と染料工業
  • 第3章 流行の色で製品を創る—1930年代の染色・プリント工業の形成と製品の変化
  • 第4章 付加価値の高い製品を創る—絹織物産地コモ地方の変遷と技術への対応
  • 第5章 イタリアのファッション製品を売るために—「イタリアン・ファッション・システム」の萌芽と絹織物業
  • 第6章 コモ産地企業における人絹の採用とプリント部門の導入の影響—絹・人絹織物企業FISAC社の経営の事例(1907‐1936年)
  • 終章 1920‐30年代イタリア化学工業と絹織物業の展開—本書の総括に代えて

「BOOKデータベース」 より

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