生命科学クライシス : 新薬開発の危ない現場
著者
書誌事項
生命科学クライシス : 新薬開発の危ない現場
白揚社, 2019.3
- タイトル別名
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Rigor mortis : how sloppy science creates worthless cures, crushes hope, and wastes billions
- タイトル読み
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セイメイ カガク クライシス : シンヤク カイハツ ノ アブナイ ゲンバ
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注記
解説: 篠原彰
参考文献: p291-301
内容説明・目次
内容説明
製薬企業が53件の研究を追試したところ、結果を再現できたのはそのうちわずか6件。再現失敗率、約90%—命を救うはずの研究が、低すぎる再現性のために、無用な臨床試験、誤った情報、虚しい希望を生みだし続ける。ずさんな研究はなぜ横行するのか?その影響はどこまで及ぶのか?改革は可能か?トップ研究者から、政府組織の要人、業界の権威や慣習に立ちむかう「反逆児」、臨床試験に望みを託す患者まで、広範な調査・取材を基に、ひそかに生命科学をむしばんできた「再現性問題」の全貌をあぶりだす。
目次
- 第1章 製薬業界を揺るがした爆弾発言
- 第2章 無数の落とし穴
- 第3章 バケツ一杯の冷や水
- 第4章 惑わすマウス
- 第5章 疑惑の細胞と抗体
- 第6章 結論に飛びつく
- 第7章 自分の研究をさらせ
- 第8章 壊れた文化
- 第9章 精密医療のハードル
- 第10章 規律をつくり出す
「BOOKデータベース」 より