文学との訣別 : 近代文学はいかにして死んだのか
著者
書誌事項
文学との訣別 : 近代文学はいかにして死んだのか
水声社, 2019.3
- タイトル別名
-
L'adieu à la littérature : histoire d'une dévalorisation XVIIIe-XXe siècle
- タイトル読み
-
ブンガク トノ ケツベツ : キンダイ ブンガク ワ イカニ シテ シンダ ノカ
大学図書館所蔵 件 / 全68件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著(Minuit, 2005)の全訳
参考文献: p291-315
内容説明・目次
内容説明
文学は死んだのか?—18世紀、「崇高の美学」にあと押しされて文学は栄光まで昇りつめた。しかし19世紀末、文学に「別れ」を告げた3人の作家—ランボー、ヴァレリー、ホフマンスタール—が現れ、20世紀にはついに自閉状態にまで落ち込み、文学はその影響力を失っていくことになる。この3世紀のあいだに文学に一体なにが起こったのだろうか?文学と世界との関係が切り替わる転回点をたどり、大胆に文学史を読み換える新たなマニフェスト!
目次
- 序章 文学は変わらないという考え方と縁を切るために
- 第1章 文学との訣別
- 第2章 偉大な司祭たち
- 第3章 自律性の獲得
- 第4章 形式への埋没
- 第5章 災厄の詩
- 第6章 詩の敗北
- 第7章 相次ぐ自殺
- 終章 極度に意識的な文学
「BOOKデータベース」 より