メランコリーのゆくえ : フロイトの欲動論からクラインの対象関係論へ

書誌事項

メランコリーのゆくえ : フロイトの欲動論からクラインの対象関係論へ

藤井あゆみ著

水声社, 2019.3

タイトル読み

メランコリー ノ ユクエ : フロイト ノ ヨクドウロン カラ クライン ノ タイショウ カンケイロン エ

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注記

博士学位論文 (京都大学, 2017年) に加筆修正を施したもの

文献一覧: p237-246

内容説明・目次

内容説明

フロイトに欲動論の更新を迫り、クラインの対象関係論に寄与したメランコリー研究。その理論的変遷を、アーブラハムとラドーを介すことで初めて克明に描出し、メランコリーを昇華へと導く理路を拓く。

目次

  • 序論(研究動機および目的;先行研究の整理 ほか)
  • 第1章 欲動の対象から内的対象へ—メランコリー論を契機とした超自我形成説の展開(フロイトの対象概念;アーブラハムの対象概念 ほか)
  • 第2章 超自我の攻撃性—罪責感と死の不安(フロイトの原父殺害神話;アーブラハムの「口唇サディズム」革命と原気分変調論 ほか)
  • 第3章 メランコリーの治癒—昇華と創造(フロイトの昇華論とフモール論;アーブラハムのメランコリー諸論における昇華と治癒の展望 ほか)
  • 結論
  • 補論 丸井清泰のメランコリー論—日本の精神医学における精神分析理論の初期受容

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2803648X
  • ISBN
    • 9784801004191
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    251p, 図版 [4] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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