書誌事項

バブル経済事件の深層

奥山俊宏, 村山治著

(岩波新書, 新赤版 1774)

岩波書店, 2019.4

タイトル読み

バブル ケイザイ ジケン ノ シンソウ

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内容説明・目次

内容説明

平成の三〇年は、バブルの絶頂に始まり、その崩壊、その後始末に費やされた「失われた三〇年」だった。戦後日本の経済統治体制を突き崩し、金融システムを揺るがせ、大蔵省と検察がせめぎあった、その時代の重要事件を再検証する。「今だから正直に言えることがある」。新証言や未公開資料を発掘、事件の深奥へとわけ入る。

目次

  • 第1章 尾上縫と日本興業銀行—産業金融の雄はなぜ大阪の女将に入れ込んだのか
  • 第2章 高橋治則VS.特捜検察、日本長期信用銀行—公的資金による金融破綻処理第1号に選ばれた男の逆襲
  • 第3章 大和銀行ニューヨーク支店事件—「大蔵省護送船団」統治システムの失墜
  • 第4章 大蔵省と日本債券信用銀行の合作に検察の矛先—国策の変遷で逮捕された大蔵官僚・窪田弘の悲劇
  • 終章 護送船団を支えた2つの権力の蜜月と衝突

「BOOKデータベース」 より

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