石川達三の文学 : 戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡

書誌事項

石川達三の文学 : 戦前から戦後へ、「社会派作家」の軌跡

呉恵升著

アーツアンドクラフツ, 2019.3

タイトル別名

石川達三の文学 : 戦前から戦後へ社会派作家の軌跡

タイトル読み

イシカワ タツゾウ ノ ブンガク : センゼン カラ センゴ エ、「シャカイハ サッカ」ノ キセキ

大学図書館所蔵 件 / 23

注記

主要文献一覧: p270-276

内容説明・目次

内容説明

戦時下「戦争協力」資料を発掘!!戦前に『蒼〓』で第1回芥川賞、『生きてゐる兵隊』発禁処分、戦後には社会派作家として『人間の壁』『金環蝕』『風にそよぐ葦』や『青春の蹉跌』『僕たちの失敗』などを描いた石川達三を実証的に批判する。

目次

  • リアリズム作家(第1回芥川賞作家)の誕生—『蒼〓』
  • 戦争の「真実」を描く—『生きてゐる兵隊』
  • 『生きてゐる兵隊』再検討—日中の評価史を比較しながら
  • 「戦争協力」への第一歩—『武漢作戦』に始まる
  • 戦時下における「戦争協力」(日本文学報国会を中心とした「文芸銃後運動」との関わりを軸に;二つの「戦場」、「徴用」から敗戦まで)
  • 「再転向」—敗戦後の再出発
  • 悔恨と希望(期待)と—『風にそよぐ葦』論
  • その後の作家活動

「BOOKデータベース」 より

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