何のための脳? : AI時代の行動選択と神経科学

書誌事項

何のための脳? : AI時代の行動選択と神経科学

平野丈夫著

(学術選書, 089)

京都大学学術出版会, 2019.6

タイトル読み

ナン ノ タメ ノ ノウ? : AI ジダイ ノ コウドウ センタク ト シンケイ カガク

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注記

参考文献: p139-142

内容説明・目次

内容説明

人は生きる上で常に最適な選択を求められるが、「最適な行動」とは何だろうか?それは、想定する主体や状況によって答えが変わる、正解の無い難問である。本書は、この最適行動の選択をめぐる私たちの脳のしくみと特性を明らかにするとともに、脳の神経回路をモデルとして発達してきた人工知能の可能性とその活用において懸念される問題点について考える。社会がますます複雑化し、AIの活用が進む現代、私たちは自らの脳をどのように生かし、どう行動すべきなのだろうか。

目次

  • 第1章 生命体の目的と脳(生命体の目的;利己的行動と利他的行動 ほか)
  • 第2章 行動選択の神経科学(脳・神経系の役割;知覚と意識の神経基盤 ほか)
  • 第3章 脳と心と人工知能(AI)(人の脳が生んだ高性能情報処理装置;AIと心 ほか)
  • 第4章 個体と社会の成功・繁栄戦略(社会とルール;社会における利害判断のむずかしさ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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