演じられる性差 : 日本近代文学再読

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演じられる性差 : 日本近代文学再読

関礼子著

翰林書房, 2019.5

タイトル読み

エンジラレル セイサ : ニホン キンダイ ブンガク サイドク

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注記

第2刷(2019.8)のあとがきに初版第1刷の不備等を修正したとの記述あり

内容説明・目次

内容説明

樋口一葉から男性作家を挟んで水村美苗まで、「演じられる」性差の表象を問う。書き下ろし6本を含む、日本近代文学「再読」の試み。

目次

  • 序章(「演じられる性差—日本近代文学再読」のための覚書)
  • 第1章(木村荘八『一葉 たけくらべ絵巻』の成立—近代小説をめぐる絵画の応答;鏑木清方『にごりえ』(画譜)の世界—一葉小説の絵画的受容 ほか)
  • 第2章(泉鏡花「歌行燈」の上演性—交差する文学・演劇・映画;森鴎外「青年」の女性表象—拮抗する“文学と演劇” ほか)
  • 第3章(帝国の長篇小説—谷崎潤一郎『細雪』論;一九五五年のシナリオ「三四郎」と「こころ」—漱石テクストの映画化が語るもの ほか)
  • 終章に代えて(『明暗』から『続明暗』へ—連続する性差への問い)

「BOOKデータベース」 より

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