紅い戦争のメモリースケープ : 旧ソ連・東欧・中国・ベトナム

書誌事項

紅い戦争のメモリースケープ : 旧ソ連・東欧・中国・ベトナム

越野剛, 高山陽子編著

(スラブ・ユーラシア叢書, 13)

北海道大学出版会, 2019.5

タイトル別名

紅い戦争のメモリースケープ : 旧ソ連東欧中国ベトナム

タイトル読み

アカイ センソウ ノ メモリー スケープ : キュウソレン・トウオウ・チュウゴク・ベトナム

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

記憶の描かれ方を読み解く。博物館や記念碑、小説や映画で描かれる社会主義の記憶の光景。体制転換後の急速な社会変化への不安・不満が社会主義へのノスタルジアを生んでいる。社会主義建国神話に積極的に用いられた「紅い戦争」に着目し、肯定的な記憶と抑圧された記憶について各国の事例を検討する。

目次

  • 序論 紅い戦争のメモリースケープ—ソ連・東欧・中国・ベトナム
  • 第1部 抑圧された記憶と周縁化された身体(ロシア・ベラルーシの戦争映画における敵のイメージ—アレシ・アダモヴィチ原作の映画を中心に;封印された戦争の記憶—ベトナムにおける中越戦争の記憶;ソヴィエト・ロシアのプロパガンダにおける女性図像と象徴性—社会主義国家の建設から総力戦体制へ;「救国の妓女」を描く中国映画—社会主義文化における女性の身体と国家の想像)
  • 第2部 紅い戦争の記憶の行方(紅い刑事ドラマとチェコスロヴァキアの社会主義—テレビによる同時代史の構築;中国における紅い英雄—メモリースケープとしての烈士陵園の分析を通して;記憶の展示—パノラマ・ジオラマによるメモリースケープ;記念碑の存在論—ポスト・ソヴィエト・ロシアのメモリースケープを望んで)

「BOOKデータベース」 より

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