脱毛の歴史 : ムダ毛をめぐる社会・性・文化

書誌事項

脱毛の歴史 : ムダ毛をめぐる社会・性・文化

レベッカ・M・ハージグ著 ; 飯原裕美訳

東京堂出版, 2019.7

タイトル別名

Plucked : a history of hair removal

脱毛の歴史 : ムダ毛をめぐる社会性文化

タイトル読み

ダツモウ ノ レキシ : ムダゲ オ メグル シャカイ・セイ・ブンカ

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注記

原著 (New York University Press, c2015) の翻訳

原注: p338-267

内容説明・目次

内容説明

時代と社会に翻弄されつづける、「体毛」へのまなざし。進化論のインパクト、意思と社会規範、正常と異常の境界、価値の所在—個人の身体を超えて、政治、医療、科学、商業活動から戦争のあり方までをも方向づけてきた、体毛という「問題」。植民地時代から現代にいたるアメリカを例にたどり、見えてくるものとは。

目次

  • 序論—やむを得ない苦痛
  • 第1章 毛のないインディアン—南北戦争以前の蛮行と礼節
  • 第2章 体毛の手入れのための化学薬品—自家製の治療法から、あらたな産業秩序まで
  • 第3章 ひげ面の女と犬面の男—ダーウィンが明らかにした史上最大の露出とは
  • 第4章 「白く、なめらかで、ビロードのような肌」—X線脱毛サロンと社会的地位の変化
  • 第5章 腺によるトラブル—性ホルモンと常軌を逸した発毛
  • 第6章 剃らざる者—「腋毛ぼうぼうのフェミニスト」とウーマン・リブ
  • 第7章 「いちばん下をきれいにする」—労苦、ポルノグラフィとブラジリアンワックス
  • 第8章 魔法の弾丸—レーザー脱毛の規制と選択的医療
  • 第9章 「次なるフロンティア」—遺伝学的エンハンスメントと体毛の終焉
  • 結論—私たちはみな、毟られている

「BOOKデータベース」 より

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