狂うひと : 「死の棘」の妻・島尾ミホ

書誌事項

狂うひと : 「死の棘」の妻・島尾ミホ

梯久美子著

(新潮文庫, 11167, か-50-2)

新潮社, 2019.9

タイトル別名

狂うひと : 死の棘の妻島尾ミホ

タイトル読み

クルウ ヒト : シ ノ トゲ ノ ツマ シマオ ミホ

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注記

島尾ミホ・敏雄年譜: p850-863

主要参考文献: p869-874

内容説明・目次

内容説明

「そのとき私は、けものになりました」情事が記された夫の日記に狂乱する妻。その修羅を描いた『死の棘』。だが膨大な未公開資料を徹底解読し、取材を重ねた著者が辿りついたのは、衝撃の真実だった。消された「愛人」の真相、「書く/書かれる」引き裂かれた関係。本当に狂っていたのは妻か夫か。痛みに満ちたミホの生涯を明らかにし、言葉と存在の相克に迫る文学評伝。読売文学賞評論・伝記賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞受賞。

目次

  • 「死の棘」の妻の場合
  • 戦時下の恋
  • 二人の父
  • 終戦まで
  • 結婚
  • 夫の愛人
  • 審判の日
  • 対決
  • 精神病棟にて
  • 奄美へ
  • 書く女
  • 死別
  • 最期

「BOOKデータベース」 より

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