書誌事項

罪の轍

奥田英朗著

新潮社, 2019.8

タイトル別名

霧の向こう

タイトル読み

ツミ ノ ワダチ

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注記

初出「小説新潮」2016年10月号-2017年9月号, 11月号-2019年3月号単行本化にあたり、「霧の向こう」を改題したもの

内容説明・目次

内容説明

昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子供たちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつける—。オリンピック開催に沸く世間に取り残された孤独な魂の彷徨を、緻密な心理描写と圧倒的なリアリティーで描く傑作ミステリ。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB28798478
  • ISBN
    • 9784103003533
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    587p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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