争われる正義 : 旧ユーゴ地域の政党政治と移行期正義

書誌事項

争われる正義 : 旧ユーゴ地域の政党政治と移行期正義

久保慶一著

有斐閣, 2019.12

タイトル別名

Contested justice : party politics and transitional justice in the former Yugoslavia

タイトル読み

アラソワレル セイギ : キュウユーゴ チイキ ノ セイトウ セイジ ト イコウキ セイギ

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注記

引用・参考文献: p260-275

内容説明・目次

内容説明

旧ユーゴ地域では、1990年代を通して激しい武力紛争が繰り広げられていたが、2000年代に入ると、そうした武力紛争は止み、平和構築が進められた。紛争終結から約20年が経った今日、この地域で推進されてきた「過去と向き合う」取り組みは、どこまで進み、そこで生きる人々に何をもたらしたのだろうか。そして、このような取り組みは、民主化や紛争後の平和構築と、どのように関連し合っていたのだろうか。長年、この地域に足を運んで、研究を続けてきた著者が、独自に集めたデータも用いながら、現地の政治的ダイナミズムをふまえて、旧ユーゴ地域の移行期正義を正面から分析する。

目次

  • 序章 本書の目的と特色
  • 第1章 理論的枠組み
  • 第2章 旧ユーゴ地域の紛争
  • 第3章 旧ユーゴ地域の移行期正義
  • 第4章 民主化後のセルビア政治
  • 第5章 政権の党派性
  • 第6章 EU加盟プロセスと選挙
  • 第7章 マスメディアと世論
  • 第8章 謝罪と和解
  • 終章 結論と今後の課題

「BOOKデータベース」 より

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