近世史講義 : 女性の力を問いなおす

書誌事項

近世史講義 : 女性の力を問いなおす

高埜利彦編

(ちくま新書, 1469)

筑摩書房, 2020.1

タイトル読み

キンセイシ コウギ : ジョセイ ノ チカラ オ トイナオス

大学図書館所蔵 件 / 177

注記

さらに詳しく知るための参考図書: 各講末

収録内容

  • 織豊政権と近世の始まり / 牧原成征 [執筆]
  • 徳川政権の確立と大奥 : 政権期の成立から家綱政権まで / 福田千鶴 [執筆]
  • 天皇・朝廷と女性 / 久保貴子 [執筆]
  • 「四つの口」 : 長崎の女性 / 松井洋子 [執筆]
  • 村と女性 / 吉田ゆり子 [執筆]
  • 元禄時代と享保改革 / 高埜利彦 [執筆]
  • 武家政治を支える女性 / 柳谷慶子 [執筆]
  • 多様な身分 : 巫女 / 西田かほる [執筆]
  • 対外的な圧力 : アイヌの女性 / 岩﨑奈緒子 [執筆]
  • 寛政と天保の改革 / 高埜利彦 [執筆]
  • 女性褒章と近世国家 : 官刻出版物『孝義録』の編纂事情 / 小野将 [執筆]
  • 近代に向かう商品生産と流通 / 高部淑子 [執筆]
  • 遊女の終焉へ / 横山百合子 [執筆]
  • 女人禁制を超えて : 不二道の女性 / 宮崎ふみ子 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

日本の近世史については、近年さまざまに研究が進展しているにもかかわらず、その成果が一般に知られていない。江戸時代がユートピアであったかのように評されたり、反対に女性が虐げられていた時代であったと強調されたりといった極端な議論が近年も見られる。そこで女性が江戸時代に果たした役割や、女性が時代を担って改革した力について第一線の研究者が実証研究に基づき考察を加えつつ、近世の通史としても読める形でわかりやすく講義を展開する。全く新しい形の入門書。

目次

  • 織豊政権と近世の始まり
  • 徳川政権の確立と大奥—政権期の成立から家綱政権まで
  • 天皇・朝廷と女性
  • 「四つの口」—長崎の女性
  • 村と女性
  • 元禄時代と享保改革
  • 武家政治を支える女性
  • 多様な身分—巫女
  • 対外的な圧力—アイヌの女性
  • 寛政と天保の改革
  • 女性褒賞と近世国家—官刻出版物『孝義録』の編纂事情
  • 近代に向かう商品生産と流通
  • 遊女の終焉へ
  • 女人禁制を超えて—不二道の女性

「BOOKデータベース」 より

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