平安時代の笑いと日本文化 : 『土佐日記』『竹取物語』『源氏物語』を中心に

書誌事項

平安時代の笑いと日本文化 : 『土佐日記』『竹取物語』『源氏物語』を中心に

金小英著

(早稲田大学エウプラクシス叢書, 019)

早稲田大学出版部, 2019.11

タイトル別名

Laughter and Japanese culture in the Heian period : Tosa nikki, Taketori monogatari, and Genji monogatari

平安時代の笑いと日本文化 : 土佐日記竹取物語源氏物語を中心に

タイトル読み

ヘイアン ジダイ ノ ワライ ト ニホン ブンカ : 『トサ ニッキ』『タケトリ モノガタリ』『ゲンジ モノガタリ』オ チュウシン ニ

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注記

英文タイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

目次

  • 第1篇 平安前期の和文における笑いの諸相(「笑い」論の展開と文学における笑いの領域—特に平安前期の和文に照らして;『土佐日記』の方法としての笑い—非日常空間における仮名日記の試み)
  • 第2篇 平安中期までの「人笑へ」言説(日本文化論との接点から見る古典における「恥」の言説—『竹取物語』とその前後;中流階級の女性における「人笑へ」、そして恋—平安貴族に仕えた女房格の作者を中心に;平安貴族の道徳感情、「人笑へ」言説—平安中期までの系譜学的考察)
  • 第3篇 『源氏物語』の諧謔性と笑い(頭中将と光源氏—「雨夜の品定め」の寓意性;『源氏物語』における「女」と「仏」—若紫巻における喩としての「仏」を中心に;玉鬘十帖の笑い—端役から主要人物への拡がり;男女関係に用いられる「たはぶれ」の一考察—平安前期の作品における解釈の問題をめぐって;『源氏物語』時代の「たはぶれ(る)」攷—物語における色恋の生成)

「BOOKデータベース」 より

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