『女工哀史』を再考する : 失われた女性の声を求めて

書誌事項

『女工哀史』を再考する : 失われた女性の声を求めて

サンドラ・シャール著

京都大学学術出版会, 2020.2

タイトル別名

Reconsidering the pitiful life of Japanese mill girls

『女工哀史』言説についてのもう一つの視点 : 戦前日本における女性製糸業労働者の生活世界

女工哀史を再考する : 失われた女性の声を求めて

タイトル読み

ジョコウ アイシ オ サイコウ スル : ウシナワレタ ジョセイ ノ コエ オ モトメテ

大学図書館所蔵 件 / 150

注記

博士学位請求論文「『女工哀史』言説についてのもう一つの視点--戦前日本における女性製糸業労働者の生活世界」 (京都大学, 2006年) をもとに加筆修正したもの

引用・参考文献表: p469-488

内容説明・目次

内容説明

「女工哀史」とは何であったのか。実際の製糸女工たちの「生きた声」に基づいて、苛酷な労働条件下に置かれた女工という従来の歴史観の是非を問う。

目次

  • 第1部 日本の製糸業(戦前までの日本の製糸業の発展)
  • 第2部 “糸ひき歌”の分析—製糸女工の失われた歌声を求めて(“糸ひき歌”とは何か;糸ひき歌と製糸工場へ働きに行くこと;糸ひき歌と製糸工場における労働の世界;糸ひき歌と製糸工場における生活世界;糸ひき歌と製糸女工の自己表象)
  • 第3部 製糸女工の聞き取り調査の分析(ライフ・ヒストリーに即した製糸女工の“声”の分析;製糸工場に出るということ;製糸女工と工場労働の世界;工場生活(寄宿生活)の記憶;製糸女工と労働争議という抵抗形態;製糸女工の経験についての表象)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ