アガンベン《ホモ・サケル》の思想

書誌事項

アガンベン《ホモ・サケル》の思想

上村忠男著

(講談社選書メチエ, 723)

講談社, 2020.3

タイトル別名

アガンベンホモサケルの思想

タイトル読み

アガンベン ホモ サケル ノ シソウ

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注記

文献一覧: p178-185

内容説明・目次

内容説明

長らく思想の最前線を牽引してきたイタリアの思想家ジョルジョ・アガンベン(一九四二年生)。その代表作にしてライフワークである“ホモ・サケル”プロジェクトは、二〇年をかけて全四巻計九冊が刊行され、完結を迎えた。「ホモ・サケル」とは、誰もが罪に問われずに殺害でき、犠牲として神々に供されることのない「聖なる人間」のことを言う。ミシェル・フーコーが掲げた「生政治」という主題を受け継ぎ、壮大なレベルで展開したプロジェクトは何を目指していたのか?その全容を平明に解説した最良の道標となる1冊!

目次

  • プロローグ アガンベンの経歴
  • 第1章 “閾”からの思考
  • 第2章 証言
  • 第3章 法の“開いている”門の前で
  • 第4章 例外状態
  • 補論 「夜のティックーン」
  • 第5章 オイコノミア
  • 第6章 誓言と任務
  • 第7章 所有することなき使用
  • 第8章 脱構成的可能態の理論のために
  • エピローグ 「まだ書かれていない」作品

「BOOKデータベース」 より

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