歌舞伎に女優がいた時代
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歌舞伎に女優がいた時代
(中公新書ラクレ, 680)
中央公論新社, 2020.3
- タイトル読み
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カブキ ニ ジョユウ ガ イタ ジダイ
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注記
文献: p212-218
内容説明・目次
内容説明
出雲の阿国が始祖だといわれつつも男が演じるものとされてきたのが歌舞伎である。だが実際には歌舞伎には女の役者がいた時代がある。江戸時代に大名屋敷などで演じていた「お狂言師」、明治時代に大衆的人気をほこった「女團洲」こと市川九女八ら、女歌舞伎役者たちなどがそうである。「女形のかわりではない女優」たちゆえの苦悩や葛藤、そして彼女らの演劇史への功績を、歌舞伎役者の家に生まれた女優たちともからめて描く。
目次
- 第1章 出雲のおくには歌舞伎の始祖か
- 第2章 「お狂言師」による女歌舞伎
- 第3章 女團洲、市川九女八
- 第4章 明治の女役者たち
- 第5章 堀越家と市川家
- 第6章 帝劇の女優歌舞伎
「BOOKデータベース」 より