天皇退位何が論じられたのか : おことばから大嘗祭まで

書誌事項

天皇退位何が論じられたのか : おことばから大嘗祭まで

御厨貴編著

(中公選書, 104)

中央公論新社, 2020.3

タイトル別名

天皇退位 : 何が論じられたのか

タイトル読み

テンノウ タイイ ナニ ガ ロンジラレタ ノカ : オコトバ カラ ダイジョウサイ マデ

大学図書館所蔵 件 / 61

注記

天皇退位関連年表: pvi-vii

内容説明・目次

内容説明

二〇一六年七月のNHKのスクープと翌月の天皇ビデオメッセージから三年余。平成の天皇は退位し、上皇となった。この間に何が論じられ、その議論は深められたのか。皇位継承だけが問題なのではない。退位自体、憲法や皇室典範に定められていないものであった。そのほか、象徴とは何か、どこまでが公務かなど、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理を務めた編者がその論点を整理し、積み残された課題を提示する。

目次

  • 論点1 平成の天皇をどう位置づけるか—縦軸に見る、横軸に見る(これからの象徴天皇制を考える;昔から変わらない存在—古来、天皇は一貫して「象徴」であった ほか)
  • 論点2 象徴天皇制とは何か—憲法第一条から考える(天皇と象徴を考える お気持ち表明を受けて;「日本国の象徴」とは何か ほか)
  • 論点3 天皇と政治—憲法第四条から考える(「生前退位」—危機の二〇年 北田暁大が聞く;官邸、メディア、宮内庁 ほか)
  • 論点4 皇室—天皇制の周縁(「生前退位」皇室のありかたを問い直す;上皇 ほか)
  • 論点5 「令和」以後(『ザ・議論!』第1部「天皇制」(抜粋);事実性 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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