書誌事項

井上毅と教育思想

柳田文男著

晃洋書房, 2020.3

タイトル読み

イノウエ コワシ ト キョウイク シソウ

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注記

主要参考文献: p367-374

博士論文「井上毅の教育思想史的研究」を再構成して編集したもの

内容説明・目次

内容説明

井上毅は、明治新政府の法制官僚として、「国家富強」構想という国家主義政策の立案を中心的に担った一方で、立憲主義に基づく人権思想を有し、実業教育や貧民教育などの教育政策にも尽力している。明治政府の「黒幕」とみなされてきた井上の、人物像に迫る。

目次

  • 序章 井上毅研究の課題と研究史
  • 第1章 明治近代国家構想と教育思想
  • 第2章 井上毅の思想形成
  • 第3章 井上毅の学制改革と教育思想
  • 第4章 井上毅の立憲主義と法治主義
  • 第5章 「国家富強」への公教育と人権教育—教育勅語から実業教育と貧民教育へ
  • 終章 明治近代国家における井上毅の教育思想とその意義—「国家富強」の国権思想と「立憲主義的人権思想」の民権思想
  • 補論 明治新政府の国家構想

「BOOKデータベース」 より

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