社会に踏み出すペルソナとしての自己
著者
書誌事項
社会に踏み出すペルソナとしての自己
(「私」の誕生 : 生後2年目の奇跡 / 麻生武著, 2)
東京大学出版会, 2020.5
- タイトル別名
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Self as one's own persona in the social world
- タイトル読み
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シャカイ ニ フミダス ペルソナ トシテノ ジコ
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注記
英文タイトルは標題紙裏による
引用文献: p241-244
人名索引: p245
事項索引: p247-250
内容説明・目次
内容説明
人称と時制の生み出すことばの世界へ—“私”が成立する条件とは何か。1歳代の子どもが自らを語る「ことば」を獲得し、それを媒介に周辺の人やものにかかわり始め、一個のペルソナが生まれてくるまでの過程を、日誌観察法によりつぶさに描き出す。第2分冊では、“私”が成立する条件という哲学的テーマについて、他者理解・自己意識・時間意識から議論する。
目次
- 第7章 変貌する「他者との関係」(ライバルとしての他児;自己の多重化;他者に成り込む自己、他者に教える自己)
- 第8章 一人のペルソナ(役割存在)の出現(内面を持つ存在へ;役割イメージと物語;役割存在「ニイタン」としての自覚)
- 第9章 過去の出来事と記憶と自己(時間の概念(過去・現在・未来);エピソード記憶と自己識的意識)
- 第10章 原“私”の出現から“私”の誕生へ(「“私”の誕生」という問いの意味;原“私”の誕生;原“私”から“私”の誕生へ;戯れ始めるシニフィアン(signifiant);“私”の誕生)
「BOOKデータベース」 より