人口と健康の世界史
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人口と健康の世界史
（MINERVA世界史叢書 / 秋田茂 [ほか] 編集委員, 8）
ミネルヴァ書房, 2020.8
- タイトル読み
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ジンコウ ト ケンコウ ノ セカイシ
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内容説明・目次
内容説明
いまこそ考えたい人口と疫病・医療・公衆衛生の歴史。長い歴史のなかで人類の生存を左右してきた「人口」と「健康」。二つのアプローチから日本史・世界史を多角的に考察する。
目次
- 第１部 人口の世界史—「人口転換」論を超えて（狩猟採集社会の人口学的分析；近代に向かう人口と環境—ヨーロッパ、特にドイツを中心に；近世日本の人口戦略；アイルランド大飢饉—一九世紀北大西洋世界への位置づけ；ジェンダーとリプロダクションからみる中国の人口史—家父長制家族から一人っ子政策へ；現代アジアの少子高齢化）
- 第２部 健康の世界史—「疫学的転換」論を超えて（疫病と公衆衛生の歴史—西欧と日本；工業化・都市化と結核；ハンセン病者の社会史—日本の“近代化”の中で；精神医療の歴史学とその射程—医のまなざしと病者の主体性、バイオとソーシャルをめぐって；眠り病と熱帯アフリカ—近代医学の描く「文明」と「自然」；コレラと公衆衛生—帝国植民地の比較史；フィラリアの制圧と二〇世紀日本の熱帯医学—風土病の制圧から国際保健へ；「帝国医療」から「グローバル・ヘルス」へ—マラリア対策に焦点を合わせて）
「BOOKデータベース」 より