書誌事項

京アニ事件

津堅信之著

(平凡社新書, 948)

平凡社, 2020.7

タイトル読み

キョウアニ ジケン

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内容説明・目次

内容説明

二〇一九年七月一八日—。日本を代表するアニメ制作会社である、「京都アニメーション」のスタジオに火が放たれた。結果的に三六名が死亡するという、史上最悪の放火殺人事件となった「京アニ事件」。この事件があらわにしたこととは何だったのか。アニメ史を専門とする研究者が、独自の視点から事件の深層を読み解く。

目次

  • 第1章 メディアは事件をいかに報じたか(事件初日;「専門家」の多くが沈黙—事件翌日;史上最悪の放火殺人事件—事件発生3日;「犠牲者」から「犠牲物」へ—事件発生1週間;誰が犠牲になったのか—事件発生1か月;容疑者はどこへ行った—事件発生3か月)
  • 第2章 事件による被害状況(事件発生まで;火災発生;人的・物的被害)
  • 第3章 「独立国」としての京都アニメーション(アニメ史の中の京アニ;アニメ界の旧弊を打破;唯一無二の作品を生み出す;京アニの「家族主義」)
  • 第4章 事件があらわにしたこと(アニメにまつわる事件史;専門家はなぜ沈黙したのか;容疑者像をいかに捉えるか;実名報道をめぐる議論;国内外からの寄付)
  • 第5章 事件をいかに記録するか(京アニの再興へむけて;犯罪被害者の権利保護と報道の自由;犠牲者の鎮魂の場;研究者の立場から)

「BOOKデータベース」 より

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