洪水と水害をとらえなおす : 自然観の転換と川との共生

書誌事項

洪水と水害をとらえなおす : 自然観の転換と川との共生

大熊孝著

農文協プロダクション, 2020.5 , 農山漁村文化協会(発売)

タイトル読み

コウズイ ト スイガイ オ トラエナオス : シゼンカン ノ テンカン ト カワ トノ キョウセイ

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注記

人は自然と切れて存在することはできない-。日本人の伝統的な自然観に迫りつつ、今日頻発する水害の実態と今後の治水のあり方を論じ、ローカルな自然に根ざした自然観の再生と川との共生を展望する。大熊河川工学集大成の書。

文献:p276〜281

内容説明・目次

内容説明

日本人の伝統的な自然観に迫りつつ、今日頻発する水害の実態と今後の治水のあり方について論じ、ローカルな自然に根ざした自然観の再生と川との共生を展望する。大熊河川工学集大成の書。

目次

  • 1 川と自然を私はどう見てきたのか(日本人の伝統的自然観・災害観とは;近代化のなかで失われた伝統的自然観;小出博の災害観と技術の三段階)
  • 2 水害の現在と治水のあり方(近年の水害と現代治水の到達点;究極の治水体系は400年前にある—堤防の越流のさせ方で被害は変わる;今後の治水のあり方—越流しても破堤しにくい堤防に)
  • 3 新潟から考える川と自然の未来(民衆の自然観の復活に向けて—自然への感性と知性をみがく;自然と共生する都市の復活について—新潟市の「ラムサール条約湿地都市認証」への期待)

「BOOKデータベース」 より

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