ケアのロジック : 選択は患者のためになるか
著者
書誌事項
ケアのロジック : 選択は患者のためになるか
(人類学の転回叢書)
水声社, 2020.7
- タイトル別名
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De logica van het zorgen : actieve patiënten en de grenzen van het kiezen
The logic of care : health and the problem of patient choice
- タイトル読み
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ケア ノ ロジック : センタク ワ カンジャ ノ タメ ニ ナルカ
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注記
「ケアのロジック」と「選択のロジック」という、病気に対処する2つの方法を比較し、選択が有するさまざまな限界を詳しく論じるとともに、私たちがどのように生きていくのかについて考えるための方法も示す。
参照文献: p237-253, 281
原著はオランダ語、日本語版は英語版からの翻訳
内容説明・目次
内容説明
近代の市民社会と消費社会の条件であり、主体の自由意志に基づいてなされる「選択」には、いかなる限界があるのだろうか—。オランダの大学病院における糖尿病外来の調査を軸に、予測や制御が不可能な事象に向かい合う方法である「ケアのロジック」を抽出し、医療の現場を超えた私たちの生の指針を描き出す、現代人類学における新たな実践の書。
目次
- 第1章 二つのロジック
- 第2章 消費者か患者か
- 第3章 市民と身体
- 第4章 管理と手直し
- 第5章 個人と集団
- 第6章 実践における善
「BOOKデータベース」 より