酔いの文化史 : 儀礼から病まで

書誌事項

酔いの文化史 : 儀礼から病まで

伊藤信博編

(アジア遊学, 250)

勉誠出版, 2020.7

タイトル別名

アジア遊

酔いの文化史 : 儀礼から病まで

タイトル読み

ヨイ ノ ブンカ シ : ギレイ カラ ヤマイ マデ

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注記

奥付の親書誌タイトル (誤植): アジア遊

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。

目次

  • 第1部 酔いと宗教(無明の酒に酔う—“酔い”の表現史;髑髏盃をめぐって—織田信長を端緒に;僧坊酒宴追考;酒と仏教—酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」)
  • 第2部 飲酒とその表象(平安貴族の「酔い」と「まつりごと」;平安後期における香薬の「酔い」—『香要抄』を中心に;破戒と陶酔—中世絵画に見る;黄表紙に擬人化される酒;中世文学の中の居酒屋と放蕩息子—クリシェか現実か)
  • 第3部 飲酒と環境(米と酒そしてその周辺—環境の視座から;椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い;飲料の製造、飲み方と文化—例外としての日本酒?;アンシャン・レジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容;酔う女—徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化)
  • 第4部 飲酒と病

「BOOKデータベース」 より

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