天才富永仲基 : 独創の町人学者

書誌事項

天才富永仲基 : 独創の町人学者

釈徹宗著

(新潮新書, 875)

新潮社, 2020.9

タイトル読み

テンサイ トミナガ ナカモト : ドクソウ ノ チョウニン ガクシャ

大学図書館所蔵 件 / 59

注記

引用文献・参考文献: p252-255

内容説明・目次

内容説明

江戸中期、驚くべき町人学者が大坂にいた—。醤油屋に生まれ、独自の立場で儒教や仏教を学ぶ。主著『出定後語』では、世界に先駆けて仏教経典を実証的に解読。その成立過程や思想構造を論じ、結果導いた「大乗非仏説論」は、それまでの仏教体系を根底から揺さぶり、本居宣長らが絶賛するなど、日本思想史に大きな爪痕を残した。生涯独立不羈を貫き、三十一歳で夭折した“知られざる天才”に、僧侶にして宗教学者の著者が迫る。

目次

  • 序 早すぎた天才
  • 第1部 富永仲基とは何者だったのか
  • 第2部 『出定後語』上巻を読む
  • 第3部 『出定後語』下巻を読む
  • 第4部 『翁の文』と『楽律考』
  • 第5部 富永仲基はどう語られてきたか
  • 近代への“道”

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ