大学入試がわかる本 : 改革を議論するための基礎知識
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大学入試がわかる本 : 改革を議論するための基礎知識
岩波書店, 2020.9
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ダイガク ニュウシ ガ ワカル ホン : カイカク オ ギロン スル タメ ノ キソ チシキ
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内容説明・目次
内容説明
「戦後最大級の入試改革」と謳われた、センター試験に代わる新たな共通テストの目玉だった英語民間試験、記述式問題、そして「主体性評価」のための情報システムの導入は見送られ、大きな混迷をもたらした。なぜ改革は頓挫してしまったのか。大学入試はどうあるべきなのか。改革の経緯と現状、複数回受験や調査書電子化などの新たな課題、前提とすべき基礎的な知識について、テーマ別に専門家たちが書き下ろした必読書。
目次
- これからの入試改革論議に必要なこと
- 1 歴史と現状(入試の試みと失敗史;共通テストの歴史と現状;入試の多様化の経緯と現状)
- 2 試験と選抜のあり方(複数回の共通入試は実施できるのか—公平性を確保する項目反応理論とは;記述式問題の現在—テスト理論から見た検討課題;英語スピーキングテスト—入試導入の前提と方法;eポートフォリオの入試利用をめぐる功罪;大学入試における面接評価)
- 3 高校から大学へ(学習指導要領と大学入試改革;大学入試における共通試験実施に関わる諸問題—センター試験実施の経験から;大学入試は学習誘因となるか;試験日程と高校教育;高大接続改革の現在)
- 4 多様な入試(知られざる附属高校からのエスカレーター進学;障害のある人々の受験;スポーツ推薦の現状;美大(芸術系大学)の受験)
「BOOKデータベース」 より