安倍政権は「倒れた」が「倒した」のではない : 野党共闘の可能性を探る

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安倍政権は「倒れた」が「倒した」のではない : 野党共闘の可能性を探る

松竹伸幸著

かもがわ出版, 2020.10

タイトル別名

安倍政権は倒れたが倒したのではない : 野党共闘の可能性を探る

タイトル読み

アベ セイケン ワ「タオレタ」ガ「タオシタ」ノデワ ナイ : ヤトウ キョウトウ ノ カノウセイ オ サグル

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内容説明・目次

内容説明

安倍氏が国政に登場した1993年—冷戦が終了し、資本主義は行き詰まり、自民党一党支配が揺らぎ、戦後民主主義は危機に直面していた。その新しい構造変化に対し、他の保守政治家にはできなかった対応をしたのが安倍氏であった。そこを正確に見抜かなければ、安倍的な政治への対抗軸は見えてこない。

目次

  • 第1章 安倍氏が登場した九〇年代初頭の構造変化とその意味(戦後世界を特徴づけた冷戦の崩壊の中で;世界と日本の資本主義も行き詰まる中で;自民党一党支配の崩壊と新枠組模索の中で;戦後民主主義が反動期を迎える中で)
  • 第2章 安倍氏は変化にどう対応したか—第一次政権の失敗を受け止めて(岩盤支持層がいたからリベラルに手を伸ばせた;アメリカに安全を頼れない時代の一つの選択肢;新自由主義の枠内で是正策に乗り出した;失敗を覆い隠した「やってる感」の演出)
  • 第3章 野党共闘が政権の選択肢になる条件(民主党政権の失敗を成功に変える覚悟が不可欠;野党共闘は成長途上—国会共闘、政策共闘、政権共闘;「バラバラ」を「多様性の統一」に変える防衛政策;支え合う社会の経済政策とは;韓国との関係をどうするのか)

「BOOKデータベース」 より

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